某県に家を新築することになりましたが、ハウスメーカーが地鎮祭の手配をしてくれず、施主自身で動く必要があったのでその時の話をまとめてみます。
こんな人向けの記事です
セルフ地鎮祭 or 略式地鎮祭を考えている方
いきなり結論
・新築する家の近くではなく、今住んでいる家の近くの神社にて、工事の安全祈願をしてもらった。
・安全祈願の際に鎮め物をもらって、ハウスメーカーに埋めてもらうよう頼んだ。
・セルフ地鎮祭ということで、米、塩、酒だけまいた。
はじめに考えたこと
まずは地鎮祭をやるかどうか、というところを考えました。以下は私が考えた地鎮祭を執り行う際のメリット/デメリットです。
メリット
・なんとなく安全に新築工事が終わる気がする。
・住み始めてからも平穏に過ごせそう。
デメリット
・めんどくさい。金がかかる。
ということで、手間はかかるであろうがそれは我慢して、地鎮祭をやることにしました。
地鎮祭の手配は大変?
ネットで情報を収集すると、だいたいはハウスメーカーの営業が段取りしてくれて、施主は流れに身を任すだけ、という感じでした。ただ、施主自身で手配している人もいるようでしたが、必要なものを様々買ったり現地に運んだり非常にめんどくさそう… 特に小さい子供二人がいる状態でそれをこなすのは厳しいと判断しました。
略式地鎮祭なら多少お手軽では?
どうやら、施主が神社に直接赴いて地鎮祭を執り行ってもらう「略式地鎮祭」なるものがある、という情報をネットで仕入れました。早速、その土地周辺の神社に電話し、略式地鎮祭をやってもらえるかどうかを聞きましたが、答えは「ノー」でした。三箇所ほど問い合わせましたが、いずれも現地で地鎮祭を執り行うことしかできないとのことでした。他をあたってもどうせ同じだろうな、ということで早々に略式地鎮祭は諦めました。
セルフ地鎮祭にしよう
地鎮祭の中では最もお手がるかつ低コストと思われる「セルフ地鎮祭」に結局は落ち着きました。ただ、何となく神主さんに祈祷してもらいたい(=効果がありそう)という気持ちは拭えず、新築する家の近くではなく今住んでいる家の近くの神社に相談してみました。すると、略式地鎮祭はできないが工事の「安全祈願」なら可能という返事でした。じゃあ、やってもらうに越したことはないな、ということで神社に行ってまいりました。
工事の安全祈願に行ってきた
東京都大田区の六郷神社に行ってきました。
初穂料は相場より若干高い?気もする一万円としました。
事前に予約しており、到着後すぐに祈祷してもらえました。時間は15分間くらいだったでしょうか。想像より遥かにしっかりしたご祈祷でした。ちなみに神主さんからは「現地(新築予定の土地)の氏神様にもよろしく言っておきました」といったニュアンスの一言をいただき、やるやん(←上から)と思いました。
そして最後に、鎮め物と御神酒をいただきました。もらえるとは思っていなかったのでうれしい誤算でした。予約の際に「地鎮祭をしたい」というのを伝えていたので、気を利かしていただけたのかなとも思います。
セルフ地鎮祭をやった
安全祈願でいただいた酒に加え、米と塩を持参しセルフ地鎮祭をしました。ネットでやり方を調べてその通りやったので、特に変わったことはしていません。
現場監督に鎮め物を託す
鎮め物は工事開始前に埋めていただくよう現場監督に依頼しました。監督からは埋める方角を聞かれましたがよくわからなかったので、お任せしますとだけ伝えました。
最後に
略式地鎮祭とセルフ地鎮祭を足して二で割ったような変則的な地鎮祭をやったわけですが、なんとか無事に工事が終わってほしいなと思います。あわせて、本記事がどなたかの参考になれば幸いです。